日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
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コナ
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女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
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「キッチン」吉本ばなな

ー作品紹介よりー

〈 私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。
  祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を
  まっすぐな感覚で受けとめ人が死ぬことそして生きることを
  世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中で
  あなたに語りかける。〉

「キッチン」「ムーンライトシャドウ」2つの短編が収められていて
(「キッチン」の続も収められているから3つかな?)
どちらも愛、孤独、喪失感がテーマで
主人公の女の子が大切な人を失いそれを乗り越えて行くストーリー。
2作とも恋愛小説のはずなのに恋愛小説らしくなく
それでいて愛を感じる作品。
どちらも良かったのですが個人的には
「ムーンライトシャドウ」がお気に入り。
話うんぬんではなく、「ムーンライトシャドウ」の主人公さつきの
孤独感や喪失感の表現や描写が凄く良くて、胸にぐっとくるものがあり
思わず泣きました。
よしもとばななさんの作品は初期の頃がやっぱり好きだなぁと
シミジミ実感した一冊。


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「ひとりの女」群ようこ

ー作品紹介よりー
〈 モットーは「仕事以外では、自分がいやなことはしたくない」。
  上司の嫉妬やマザコン部下に悩まされながらも、きっちり意見を
  主張しながら仕事一直線の日々を送る。
  そんな彼女の慰めは公園のネコたちだけ…。
  いつも仁王立ちの女の毎日を愛情こめて描く爆笑小説。〉

中間管理職につく中年女性がマザコンの部下や男子社員の妬み、
更には自分の更年期にも負けず仕事に突き進む姿を書いた話。
人間描写が凄くリアルで読みながら「あー居る、居る!こんな人!」と
何度頷いた事か。
一人で強くたくましく生きているセノマイコにきっと皆が励まされるはず!
凄く痛快で爽快感溢れる作品。
面白かったです。


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「レッドクリフ Part1 」Collectors Edition

 ー作品紹介よりー

〈 208年、圧倒的武力によって国の統一を目指す曹操は80万人の兵と
  2000隻の戦艦を擁し降伏を拒み続ける孫権軍へ遂に侵略しはじめた。
  立ち向かうのは同盟を組んだ[孫権]と[劉備]のたった5万の軍。
  陸と水上から攻め入る巨大な帝国との勢力の差を覆す為
  仕掛けられた数々の奇策。両軍が遂に赤壁で対峙する! 〉

Part2が公開されているので、part1を再度見返してみました。
三国志ファンとしてはやはりこの映像化はたまらなく興奮!!
原作とは多少異なり脚色された部分もあるけれど
さほど気にならないかなぁ。
とりあえず、映像に圧巻。
さすがジョン・ウー監督!
戦闘シーンは思わず息を止めて見てしまう。
キャストも素晴らしい面々なので
三国志を知らない方でも見やすいんじゃないかな?
個人的には孔明役が金城武というのはどんぴしゃでかなり満足!

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「きらきらひかる」江国香織

-作品紹介より-
〈 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは
  おそろしくやっかいである―。
  笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。
  そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。
  セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは。〉

すごく女性っぽい作品だなというのが一番の感想。
なので好き嫌いがハッキリ出る作品だと思います。
ゲイの夫とアル中の妻という奇抜な設定ですが
江国さん独特の透明感のあるキレイな文章で重さを感じさせません。
その代わりリアリティに欠けるかな?きれいすぎると言うか…
個人的には好きですが、話にリアリティを求める人には向かないかも。
お酒好きなので主人公の笑子の飲むお酒が凄く魅力的。
凄く美味しそうにお酒を飲む描写もたまりません。
お酒を飲みながら読みたくなる一冊。笑

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「プラネタリウムのふたご」いしいしんじ


-作品紹介より-

〈 だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。
  —星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられた
  ふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。
  おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは? 〉

プラネタリウムに捨てられてしまった双子の成長に沿って
話がすすめられ、その過程で起こる嬉しい事や悲しい事
それを通じて得る大切な事を双子が学びながら生きていく様子を描いてます。
生きていく事の楽しさ、辛さ、悲しさ、そしてそれらを受け止め
前向きに生きる強さを教えてくれる。
ちょっぴり切なくて悲しくて、けれど暖かい気持ちにさせてくれる作品。
ゆっくりと読み進めるのがオススメ!

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