日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
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コナ
性別:
女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
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「イルカ」よしもとばなな

ー作品紹介よりー

〈 恋人と初めて結ばれたあと、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う
  海辺の寺へ向かった小説家キミコ。
  外の世界から切り離された、忙しくも静かな生活。
  その後訪れた別荘で、キミコは自分が妊娠していることを
  思いがけない人物から告げられる。〉


いつもの、よしもとばななさんとはちょっと違った雰囲気を感じた一冊。
何でも著者が妊婦を経験して書いた作品との事。
「なるほど」と思った。
母になる強さや幸せが凄く感じられ
今現在、身近に妊婦がいるのでより一層リアルに受け止められて
良かったです。
でも、変にオカルトっぽい要素が織り交ぜられていたのが
いまいち理解しがたいかも…。






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「ホテルカクタス」江国香織

ー作品紹介よりー

〈 街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。
  その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが
  一階の一角には数字の2が住んでいました。
  三人はあるきっかけで友達になり、可笑しくてすこし哀しい日々が
  穏やかに過ぎて行きました…。メルヘンのスタイルで「日常」を描き
  生きることの本質をみつめた、不思議でせつない物語。〉

何だか不思議なお話。
帽子、きゅうり、数字の2の穏やかな日常が綴られてます。
何だか少し可笑しくて可愛らしい3人の日常。
深く心に響く話って感じでは無いのですが
読んでいてほのぼのしてきます。
文章量がそこまで多くなく所々挿絵が入っているので
さらっと読めます。
この挿絵が物語りの雰囲気にとてもピッタリでよかったです。


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「ベーコン」井上荒野

ー作品紹介よりー

〈 何かを食べたい、ということは、誰かを抱きたいということだ。
  食と性愛にまつわる9つの短編 〉

食べ物をタイトルにした9つの短編が収められています。
それぞれタイトルのものが作品に出てくるのですが
食べ物の描写が凄く良いです。
読みながら食べたくなっちゃいます。笑
短編の内容はほとんど浮気や不倫などをテーマにしていて
ちょっぴり切ない感じのものが多いです。
でも、短編のせいか重い感じでは無くさらっと読めるので個人的には好きです。
本のジャケットが素敵なので思わずジャケ買いしちゃいそうな一冊。


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「約束」石田衣良

ー作品紹介よりー

〈 親友を突然うしなった男の子
  リストラに晒され、息子に侮蔑されながらも日常に踏みとどまり続ける父
  不登校を続ける少年が出会った廃品回収車の老人
  女手一つで仕事を抱えながら育てた息子を襲った思いがけない病
  ―苦しみから立ちあがり、もういちど人生を歩きだす人々の姿を
  鮮やかに切り取った短篇集。
  たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きる
  ちいさな勇気が戻っているはず。〉

 石田衣良さんの作品は基本的に好きでちょこちょこ読んでいるんのですが
 短編集は初めて読みました。
 表題作が池田小学校通り魔事件を題材にしたものなのですが、
 凄く良かったです。
 子供の必死に耐えている精神状態や気持ちが凄く伝わってきて
 思わず涙ぐみました。
 他6編もどれも良い作品ばかりで、どの作品も前向きになれて
 少し明日に希望を持てる。そんな作品集。
 手元に置いておきたい一冊です。


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「博士の愛した数式」小川洋子

 -作品紹介より-

〈 家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に
  派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い
  それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。
  数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるもの
  だった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに
  そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると
  「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。〉
 
 個人的には悪くもなく特別良くもなくと言った感じ。
 物語は淡々としていて特別大きなことがあるわけではなく
 だからと言ってつまらない訳じゃないのだけど
 映画化されていて話題だったので読んでみたかった作品だったので
 ちょっと期待しすぎた感があったかな?
 ちょっと物足りなかったかも。
 数学が大の苦手なアタシには数式の話とかを読むのがちょっと疲れたかな。
 でも、博士と主人公の「私」と息子の「ルート」の関係は
 ほのぼのと暖かく凄く良いです。
 映画の方が数式とかをもっと理解しやすいかな?と思ったので
 映画を見てみようかと思いました。

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