日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
コナ
性別:
女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブログ内検索
フリーエリア
バーコード
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「のぼうの城」和田竜


-作品紹介より-

〈 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。
  そのなかで最後まで落ちなかった支城があった。
  武州・忍城。
  周囲を湖で取り囲まれた「浮き城」の異名を持つ難攻不落の城である。
  秀吉方約2万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず
  僅かの兵で抗戦した城代・成田長親は、領民たちに木偶の棒から取った
  「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。
  城代として何ひとつふさわしい力を持たぬ、文字通りの木偶の棒であったが
  外見からはおおよそ窺い知れない坂東武者としての誇りを持ち
  方円の器に従う水のごとき底の知れないスケールの大きさで
  人心を掌握していた。〉

 とにかく面白い!!量はそんなに多く無いのですが
 内容がぎゅっと詰まった感じ。
 初めは似たような名前が多くて混乱することもあるのですが
 段々と引き込まれ一気に読んでしまいました。
 出てくる人物一人一人のキャラクターが際立っていてどの人物も
 それぞれ魅力があります。
 この一冊のおかげで歴史小説にはまりそうです。笑

こちらに↓参加しております。
押していただけると励みになります。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ



 
PR
「カシオペアの丘で 上・下」重松清


-作品紹介より-

〈 肺の腫瘍は、やはり悪性だった―。
  40歳を目前にして人生の「終わり」を突きつけられたその日
  俊介はテレビ画面に、いまは遊園地になったふるさとの丘を見つける。
  封印していた記憶が突然甦る。僕は何かに導かれているのだろうか…。
  限られた生の時間のなかで、家族へのこす言葉を探すために、
  俊介はふるさとへ帰ってきた。幼なじみとの再会を果たし
  過去の痛みを受けとめた俊介は、「王」と呼ばれた祖父とともに
  最後の旅に出る。未来を見つめ、過去と向き合う。
  人生の締めくくりに俊介が伝えたものは―。〉

凄く評判が良かったので期待して読んだのですが、予想以上に
面白く、凄く感動しました。
幼馴染四人が主に話の軸になっており、赦す、赦されるがテーマになってます。
少し重く暗めの話ですが、それでも読み始めると止まらない!
幼少時代の話も織り交ぜながら四人それぞれの視点でかかれており
それぞれの感情が凄くリアルに伝わります。
違う形の傷を持った人達が赦す、赦される事で傷を癒していく。
完全に赦すことって出来るのかな?と思ったりもしたのですが
読んでいくうちに赦すことが出来るかどうかとかじゃなく
赦そうという気持ちや、赦されるって事を受け入れる事が
大事なのかもと思いました。
相変わらず重松さんの文章力の凄さには圧巻。
もともと重松さんの作品が大好きでしたが、今まで以上に
重松さんの作品が読みたくなりました。


こちらに↓参加しております。
押していただけると励みになります。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ




「魔術師」ジェフリ・ワイルズ・ディーヴァー


-作品紹介より-

〈 ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。
  犯人は人質を取ってリサイタルホールに立てこもる。
  駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖するなか、ホールの中から
  銃声が聞こえてきた。ドアを破って踏み込む警官隊。
  だが、犯人の姿はない。人質もいない。ホールは空っぽだった…。
  衆人環視のなかで犯人が消えるという怪事件の発生に
  科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官のアメリア・サックスは
  犯人はマジックの修業経験があることを察知して、
  イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。
  奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。
  しかし、超一流イリュージョニストの“魔術師”は、早変わり
  脱出劇などの手法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく―。〉

かなり前に読んだ本です。
文章量は凄く多いのですが、このシリーズの「ボーン・コレクター」が
映画化されているので主役の二人を想像しながら読むことが出来、
比較的読みやすかったです。
終始ドキドキしながら読み続けられました。
最後の最後までドキドキする展開はさすがだな~と言った感じです。
ちょっと表現が怖いので、好き嫌いはハッキリする本かなと思いますが
飽きずに読めるので個人的には好きです。


こちらに↓参加しております。
押していただけると励みになります。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ



「クローズド・ノート」雫井脩介

-作品紹介より-

〈 バイトにサークルに、それなりに満足のいく生活を送っている
  大学生・香恵の何か物足りない毎日。
  そんな彼女が自室クローゼットからある日みつけた一冊のノート。
  その時から彼女の生活が一変していく……。〉

 雫井さんの作品は大好きなので、期待しすぎて読んだからか、
 想像してたよりインパクトが薄く、特別良かったという感じではないかな?
 女性の心理描写は男性が書いたとは思えないほど上手く捕らえて 
 いるなぁと思いましたが、変にドラマティックすぎるのが
 いまいち好きじゃないかなぁ。最後もちょっと物足りない感じ。
 やっぱり雫井さんはサスペンスの方が良いなぁと思っちゃいました。〉


こちらに↓参加しております。
押していただけると励みになります。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ







「天国まだ遠く」瀬尾まいこ

-作品紹介より-

〈 誰も私を知らない遠い場所へ―そして、そこで終わりにする。
  …はずだったけど、たどり着いた山奥の民宿で、自分の中の何かが変わった。〉

主人公の女の子が自殺に失敗し、それから山奥の生活で
ゆっくりと立ち直っていく様子を描いた作品で
特別な何かが起こるわけでも無く、登場人物もさほどインパクトのある
キャラクターでもないのですが、その地味な展開の中に
暖かい空気や優しい空気が流れて、余計な事を考えずにさらさらと読めました。
読んだ後の爽快感が凄く心地良い一冊です。


こちらに↓参加しております。
押していただけると励みになります。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ







≪ Back   Next ≫

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
忍者ブログ [PR]