日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
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コナ
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女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
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「噂」荻原浩


-作品紹介より-

〈 香水の販売戦略で流した都市伝説のはずだったのに……。
  ニューヨークから来た殺人鬼が渋谷に出没。
  ついに女子高校生が足首を切り落とされた。

  まったく無名のブランドから発売される香水「ミリエル」。
  キャンペーンの手法としてやり手の女社長が提案したのは口コミだった。
  渋谷のファッション・リーダー的な少女を集め、広告代理店が創作した
  ストーリーを流す。「ミリエルのローズをつけていると3ヵ月以内に恋がかなう」
  「女の子をさらって足首を切り落とす、ニューヨークのレイプ魔が渋谷に出没。
  でも、ミリエルをつけている子は狙われない」高額なバイト料をもらった
  少女たちはその話を多くの友人に伝え、ミリエルは大ヒットするが……。 〉


嘘の噂のはずだったのがそれになぞらえて殺人が起こっていくと言うお話。
これを読んで口コミの凄さと怖さをひしひしと感じました。
中年の刑事と若い女性警部補が事件を解決していくのですが
そのやりとりや、中年刑事が自分の年頃と同じの女子高生達との
懸命なやりとりが面白く、人間描写が上手にでています。
そして最後の最後に驚愕の一言が…。
鳥肌が立ちました。



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「火の粉」雫井脩介

-作品紹介より-

〈 元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、
  かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。
  愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…
  武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。〉


前回読んだ「犯人に告ぐ」も良かったのですが、こちらも凄く面白かったです。
前回同様、分厚く文章量が多かったのですが苦にならずに読みきれました。
自分が無罪判決を下した男が隣へ越してくる。
それから少しずつ色んな事にズレが生じ始めて来て…
ひしひしと恐怖感が伝わってきてリアリティを感じます。
緊迫感のある中盤に比べてラストは少し拍子抜けしてしまうかな?と思いますが
個人的には凄く面白い一冊です。


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「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午

-作品紹介より-

〈 こと女に関してはからっきし意気地のない後輩・キヨシに拝み倒されて、
  南麻布の愛子嬢の屋敷を訪ねたのが事件の発端だった--。
  なんでもやってやろう屋・成瀬将虎は悪質な霊感商法事件に巻き込まれ
  一方では運命の女・麻宮さくらとのデートもこなさなければならず大忙し。
  果たして事件は無事解決するのか、そして将虎とさくらの恋の行方は? 〉

どんでん返し本と聞いてはいましたが、最後の最後まで何も気づかず
まんまと騙された!汗
「えぇ~??何それ?!」と思わず叫んでました。汗
でも、最後には全てがぴったりと当てはまるんですよね~
「あぁ、そうゆう事かぁ。」と納得&感心。
分厚い本で文章量も多いのですが惹きこまれて
一日半ぐらいで一気に読み上げました。
読み応えのある作品です。


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「MM9」山本弘

-作品紹介より-

〈 地震、台風などと同じく自然災害の一種として“怪獣災害”が存在する現代。
  有数の怪獣大国である日本では、怪獣対策のスペシャリスト集団
 「気象庁特異生物対策部」、略して「気特対」が日夜を問わず日本の防衛に
  駆け回っていた。多種多様な怪獣たちの出現予測に正体の特定
  そして自衛隊と連携するべく直接現場で作戦行動を執る。
  世論の非難を浴びることも度々で、誰かがやらなければならないこと
  とはいえ、苛酷で割に合わない任務だ。それぞれの職能を活かして
  相次ぐ難局に立ち向かう気特対部員たちの活躍を描く、本格SF+怪獣小説。〉


普段SFものは読まないのですが、これは漫画を読んでいるようにさらっと
読めて良かったです。
SFなので子供っぽいところも多いのですが、たまにはそうゆうのも
楽しいかなと思いました。



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  「アムリタ上・下」よしもとばなな


-作品紹介より-

〈 妹の死。頭を打ち、失った私の記憶。弟に訪れる不思議なきざし。
  そして妹の恋人との恋―。流されそうになる出来事の中で
  かつての自分を取り戻せないまま高知に旅をし、さらにはサイパンへ。
  旅の時間を過ごしながら「半分死んでいる」私はすべてをみつめ
  全身で生きることを、幸福を、感じとっていく。
  サイパンの心地よい生活、そして霊的な体験。親しんだバイトとの別れ。
  新しいバイトの始まり。記憶は戻り、恋人は帰国し、弟は家を出る。
  そして新たな友人たちとの出会い―。
  生と死、出会いと別れ、幸福と孤独、その両極とその間で揺れ動く人々を
  日々の瞬間瞬間にみつけるきらめきを、美しさを、力強く繊細に描き出した
  懐かしく、いとおしい金色の物語 〉

よしもとばななワールド炸裂といった感じです。
かなりの長編の割りには特別な事や何かが起こることは無く
話は淡々と進んでいきます。
印象が特別に残る作品ではないのですが、よしもとばななさんの
書く文章が好きなので嫌いな感じではないです。
でも、特別よしもとばななさんが特別好きじゃない方には
ちょっとつまらないかもしれません。


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