「アムリタ上・下」よしもとばなな
-作品紹介より-
〈 妹の死。頭を打ち、失った私の記憶。弟に訪れる不思議なきざし。
そして妹の恋人との恋―。流されそうになる出来事の中で
かつての自分を取り戻せないまま高知に旅をし、さらにはサイパンへ。
旅の時間を過ごしながら「半分死んでいる」私はすべてをみつめ
全身で生きることを、幸福を、感じとっていく。
サイパンの心地よい生活、そして霊的な体験。親しんだバイトとの別れ。
新しいバイトの始まり。記憶は戻り、恋人は帰国し、弟は家を出る。
そして新たな友人たちとの出会い―。
生と死、出会いと別れ、幸福と孤独、その両極とその間で揺れ動く人々を
日々の瞬間瞬間にみつけるきらめきを、美しさを、力強く繊細に描き出した
懐かしく、いとおしい金色の物語 〉
よしもとばななワールド炸裂といった感じです。
かなりの長編の割りには特別な事や何かが起こることは無く
話は淡々と進んでいきます。
印象が特別に残る作品ではないのですが、よしもとばななさんの
書く文章が好きなので嫌いな感じではないです。
でも、特別よしもとばななさんが特別好きじゃない方には
ちょっとつまらないかもしれません。
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