「火の粉」雫井脩介
-作品紹介より-
〈 元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、
かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。
愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…
武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。〉
前回読んだ「犯人に告ぐ」も良かったのですが、こちらも凄く面白かったです。
前回同様、分厚く文章量が多かったのですが苦にならずに読みきれました。
自分が無罪判決を下した男が隣へ越してくる。
それから少しずつ色んな事にズレが生じ始めて来て…
ひしひしと恐怖感が伝わってきてリアリティを感じます。
緊迫感のある中盤に比べてラストは少し拍子抜けしてしまうかな?と思いますが
個人的には凄く面白い一冊です。
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