日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
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プロフィール
HN:
コナ
性別:
女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
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「ひとりの女」群ようこ

ー作品紹介よりー
〈 モットーは「仕事以外では、自分がいやなことはしたくない」。
  上司の嫉妬やマザコン部下に悩まされながらも、きっちり意見を
  主張しながら仕事一直線の日々を送る。
  そんな彼女の慰めは公園のネコたちだけ…。
  いつも仁王立ちの女の毎日を愛情こめて描く爆笑小説。〉

中間管理職につく中年女性がマザコンの部下や男子社員の妬み、
更には自分の更年期にも負けず仕事に突き進む姿を書いた話。
人間描写が凄くリアルで読みながら「あー居る、居る!こんな人!」と
何度頷いた事か。
一人で強くたくましく生きているセノマイコにきっと皆が励まされるはず!
凄く痛快で爽快感溢れる作品。
面白かったです。


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「きらきらひかる」江国香織

-作品紹介より-
〈 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは
  おそろしくやっかいである―。
  笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。
  そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。
  セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは。〉

すごく女性っぽい作品だなというのが一番の感想。
なので好き嫌いがハッキリ出る作品だと思います。
ゲイの夫とアル中の妻という奇抜な設定ですが
江国さん独特の透明感のあるキレイな文章で重さを感じさせません。
その代わりリアリティに欠けるかな?きれいすぎると言うか…
個人的には好きですが、話にリアリティを求める人には向かないかも。
お酒好きなので主人公の笑子の飲むお酒が凄く魅力的。
凄く美味しそうにお酒を飲む描写もたまりません。
お酒を飲みながら読みたくなる一冊。笑

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「プラネタリウムのふたご」いしいしんじ


-作品紹介より-

〈 だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。
  —星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられた
  ふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。
  おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは? 〉

プラネタリウムに捨てられてしまった双子の成長に沿って
話がすすめられ、その過程で起こる嬉しい事や悲しい事
それを通じて得る大切な事を双子が学びながら生きていく様子を描いてます。
生きていく事の楽しさ、辛さ、悲しさ、そしてそれらを受け止め
前向きに生きる強さを教えてくれる。
ちょっぴり切なくて悲しくて、けれど暖かい気持ちにさせてくれる作品。
ゆっくりと読み進めるのがオススメ!

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「イルカ」よしもとばなな

ー作品紹介よりー

〈 恋人と初めて結ばれたあと、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う
  海辺の寺へ向かった小説家キミコ。
  外の世界から切り離された、忙しくも静かな生活。
  その後訪れた別荘で、キミコは自分が妊娠していることを
  思いがけない人物から告げられる。〉


いつもの、よしもとばななさんとはちょっと違った雰囲気を感じた一冊。
何でも著者が妊婦を経験して書いた作品との事。
「なるほど」と思った。
母になる強さや幸せが凄く感じられ
今現在、身近に妊婦がいるのでより一層リアルに受け止められて
良かったです。
でも、変にオカルトっぽい要素が織り交ぜられていたのが
いまいち理解しがたいかも…。






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「ホテルカクタス」江国香織

ー作品紹介よりー

〈 街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。
  その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが
  一階の一角には数字の2が住んでいました。
  三人はあるきっかけで友達になり、可笑しくてすこし哀しい日々が
  穏やかに過ぎて行きました…。メルヘンのスタイルで「日常」を描き
  生きることの本質をみつめた、不思議でせつない物語。〉

何だか不思議なお話。
帽子、きゅうり、数字の2の穏やかな日常が綴られてます。
何だか少し可笑しくて可愛らしい3人の日常。
深く心に響く話って感じでは無いのですが
読んでいてほのぼのしてきます。
文章量がそこまで多くなく所々挿絵が入っているので
さらっと読めます。
この挿絵が物語りの雰囲気にとてもピッタリでよかったです。


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