日々読んでいる本の個人的な感想と 覚え書きを綴ります。
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コナ
性別:
女性
趣味:
読書・料理
自己紹介:
料理や食べる事、お酒が大好きです。
それに並んで読書も好きです。
こちらでは主に本、時々映画や漫画の
個人的な感想と
覚え書きを綴ります。
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「ベーコン」井上荒野

ー作品紹介よりー

〈 何かを食べたい、ということは、誰かを抱きたいということだ。
  食と性愛にまつわる9つの短編 〉

食べ物をタイトルにした9つの短編が収められています。
それぞれタイトルのものが作品に出てくるのですが
食べ物の描写が凄く良いです。
読みながら食べたくなっちゃいます。笑
短編の内容はほとんど浮気や不倫などをテーマにしていて
ちょっぴり切ない感じのものが多いです。
でも、短編のせいか重い感じでは無くさらっと読めるので個人的には好きです。
本のジャケットが素敵なので思わずジャケ買いしちゃいそうな一冊。


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「約束」石田衣良

ー作品紹介よりー

〈 親友を突然うしなった男の子
  リストラに晒され、息子に侮蔑されながらも日常に踏みとどまり続ける父
  不登校を続ける少年が出会った廃品回収車の老人
  女手一つで仕事を抱えながら育てた息子を襲った思いがけない病
  ―苦しみから立ちあがり、もういちど人生を歩きだす人々の姿を
  鮮やかに切り取った短篇集。
  たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きる
  ちいさな勇気が戻っているはず。〉

 石田衣良さんの作品は基本的に好きでちょこちょこ読んでいるんのですが
 短編集は初めて読みました。
 表題作が池田小学校通り魔事件を題材にしたものなのですが、
 凄く良かったです。
 子供の必死に耐えている精神状態や気持ちが凄く伝わってきて
 思わず涙ぐみました。
 他6編もどれも良い作品ばかりで、どの作品も前向きになれて
 少し明日に希望を持てる。そんな作品集。
 手元に置いておきたい一冊です。


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「博士の愛した数式」小川洋子

 -作品紹介より-

〈 家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に
  派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い
  それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。
  数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるもの
  だった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに
  そのぎこちない関係に変化が訪れる。彼は、息子を笑顔で抱きしめると
  「ルート」と名づけ、「私」たちもいつしか彼を「博士」と呼ぶようになる。〉
 
 個人的には悪くもなく特別良くもなくと言った感じ。
 物語は淡々としていて特別大きなことがあるわけではなく
 だからと言ってつまらない訳じゃないのだけど
 映画化されていて話題だったので読んでみたかった作品だったので
 ちょっと期待しすぎた感があったかな?
 ちょっと物足りなかったかも。
 数学が大の苦手なアタシには数式の話とかを読むのがちょっと疲れたかな。
 でも、博士と主人公の「私」と息子の「ルート」の関係は
 ほのぼのと暖かく凄く良いです。
 映画の方が数式とかをもっと理解しやすいかな?と思ったので
 映画を見てみようかと思いました。

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「ハゴロモ」よしもとばなな

-作品紹介より-

〈 失恋の痛みと都会の疲れを癒すべく、故郷に舞い戻ったほたる。
  雪に包まれ、川の流れるその町で、これまでに失ったもの
  忘れていた大切なものを彼女はとりもどせるのだろうか―。
  言葉が伝えるさりげない優しさに救われるときはきっとある。
  人と人との不思議な縁にみちびかれ、自分の青春をあらたにみつける
  静かな回復の物語。〉

 8年間も続いた愛人生活が終わってしまい、故郷にもどって
 心の傷を少しづつ癒していく主人公。
 序盤の方に失恋した時の回想やつらい気持ちが描かれていて
 それが切実に伝わってきて胸がきゅーっとなります。
 そして中盤になるにつれて出てくる主人公を取り巻く不思議な人達。
 相変わらずばななワールド炸裂なキャラが盛りだくさんです。
 でも、やっぱりよしもとばななさんの作品は暗いテーマでも
 全く重くならず最後にさわやかな気分で終わらせてくれるのでいいです。
 凄く暖かい気持ちになる作品でした。


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「強運の持ち主」瀬尾まいこ


-作品紹介より-

〈 元OLのルイーズ吉田は売れっ子占い師。ショッピングセンターの
  片隅で占う彼女の元へは、大きな悩みから小さな悩み
  大人から子どもまで、いろんな悩みを抱えた人々が相談に来る。
  さらには、「物事のおしまいが見える」という学生まで現れて……。〉
 
 主人公のルイーズ吉田の所にたずねてくるお客さんや彼女の周りの人の
 四つのエピソードで描かれています。
 占い師と言うよりは人生相談を受けているような感じですが
 その占い兼人生相談のようなものがお客さんの心をつかんでるのでしょう。
 結構自分勝手な主人公ですが、読んで居ていやみが感じず
 共感できる部分もあり!
 読み終わったあと味の良さがいいです。
 やっぱり瀬尾まいこさんって好きだわ~と実感しました。

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