「こうふくあかの」西加奈子
-作品紹介より-
〈 結婚して十二年、三十九歳の調査会社中間管理職の「俺」の妻が、ある日
他の男の子を宿す話。
二〇三五年、小さなプロレス団体に所属する無敵の王者
アムンゼン・スコットの闘いの物語。二つの話が響き合う。〉
「こうふくみどりの」と同様何だか不思議で独特な世界観のある作品。
2007年と2035年の話が交互に展開していき最終的にはその二つの話が
繋がっていくのです。
「こうふくみどりの」の時も思ったのですが
凄く感動するとか衝撃っていうものは無いのですが
西さんの独特な世界観みたいなものが文章に出ていて
読んでいると惹きこまれます。
個人的には「こうふくみどりの」の方が好きですが
この作品はこの作品なりに良いなと思いました。
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